【読書感想】人生がときめく片づけの魔法/著:近藤麻理恵(こんまり)/本/評判・口コミ

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『人生がときめく片づけの魔法』はどんな本?

 「ときめき」を基準に物を選び、片づけを進める独自のメソッドを紹介した片づけ本です。感覚的に見えるコンセプトながら、手順や方法がとても具体的で、実際に行動に移しやすい内容です。読み終えたあと、すぐにでも片づけたくなるようなエネルギーをもらえる一冊です。

購入を決めた経緯は?

 私は物心ついたときからずっと「片づけられない女」でした。小学生のときから部屋はぐちゃぐちゃで、大学4年生になっても、部屋が物であふれていて足の踏み場がない状態が続いていました。両親も部屋の汚いわたしにあきれていました。それが当たり前でどうしたら良いかわからない…と日々思っていたのですが、大学受験勉強中にふと本屋でこの本を見つけました。「ときめきで片づける」なんて不思議なフレーズに半信半疑でしたが、かなりのベストセラーということを知り、自分を変えたくて思い切って購入してみました。

実際に読んでみた感想は?

 読んでみてまず思ったのは「これまでの片づけは片づけじゃなかったんだ…」ということでした。私は「使うか使わないか」で物を判断していたのですが、「ときめくかどうか」で選ぶという発想は、衝撃的でした。読み進めるうちに、すぐに実践したくなり、まずは服から取りかかりました。ベッドに服を全部出して、ときめくものだけを手元に残す。それだけでクローゼットが一気にすっきりして、気持ちまで軽くなりました。その夜から、なんだか人生まで変わり始めたような感覚がありました。

他の書籍と比較した時の強みや特徴は?

 多くの片づけ本は「収納術」や「便利グッズ」に焦点を当てている印象ですが、この本は「思考」や「感情」にアプローチしているところが圧倒的に違います。「ときめき」という一見曖昧な基準を、しっかりと再現性のあるプロセスに落とし込んでいる点が秀逸です。例えば「片づけは一気に、短期に、完璧に行うべき」というアドバイスも、私にとっては目からウロコでした。部分的にやると結局リバウンドする、というのは本当にその通りで、実際に一気にやったら、汚部屋に戻ることがなくなりました。

購入する際の注意点は?

 タイトルだけを見ると「感覚的でふわっとした本なのかな」と誤解されやすいかもしれません。ですが中身は非常にロジカルで、具体的なステップが丁寧に書かれています。読んだだけで満足してしまわないよう、自分の時間とエネルギーが少しでも取れるタイミングで読むのが良いと思います。

本を読んでみて一番良かった点は?

 一番良かったのは、「ときめき」という感覚を大切にすることの重要性に気づき実践できるようになったことです。これまで、何かを選ぶときにいつも「損か得か」「まだ使えるかどうか」みたいな外的な基準ばかりで判断していた自分に気づきました。でもこの本を通じて、「自分の感情こそが大事なんだ」と思えるようになり、片づけをするときだけじゃなく人生の重要な選択にも「ときめき」を大切にするようになりました。人間関係や就活にも影響が出ました。ときめきを基準にする生き方って、実はすごく一人ひとりの充実した人生のために重要な事だと感じています。片づけで「ときめき」を基準に仕訳をする癖がつくと、人生の選択でも「ときめき」を大事にする自分になることが出来ました。この本で「ときめき」を基準に生きるようになったことがきっかけで、より充実した人生を送ることが出来ていると思います。

こんまりの人柄や性格はいかがですか?

根っからの片づけオタクである

 本を読んで感じたのは、こんまりさんが根っからの「片づけオタク」であるということです。なんと、幼稚園児の頃から、家事系の雑誌を読んでは「どうしたら効率よく片づけができるのか?」を考え、自分の実家の片づけをしながら研究を続けていたのだとか…!そのエピソードを読んで、本当にちょっとやそっと片づけが好きとかいうレベルではないのだなということがよくわかりました。

グローバルで人気がある

 翻訳版もすごく評判が高く、海外でも「KonMari」として知られているのが本当にすごいなと思います。文化を超えて心に響く価値観なんだと実感しました。

本で得た知識を生かして今後どうしていきたいか?

 片づけを通して、自分の価値観をもっと大事にしていきたいです。「ときめき」の感覚を軸に、もの・人・仕事を選べる人生を送りたいと思っています。

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この記事を書いた人

当ブログはINFOCRESTXX(いんふぉくれすと)と申します。経験記録記事をメインに運営しています。例えば講座受講、読書感想、映画鑑賞、アニメ鑑賞記録等です。毎日…とはなかなかいかない日もあるかと思うのですが頻繁な更新を目指しています。来ていただけることが励みになります。またお時間がありましたら遊びにきてくださると嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。

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