「美容師の技術を、お店に来られない人のためにも役立てたい」
サロンワークを続けるなかで、そんな思いが頭をよぎったことはないでしょうか。
高齢化が進む日本では、介護施設で暮らす人や自宅で療養している人など、美容室まで足を運ぶことが難しい人が増えています。そうした人のもとへ美容師が出向いてカットやヘアケアを届けるのが「訪問美容」という仕事です。
この記事では、美容師・理容師が訪問美容のプロを目指せる介護美容研究所・訪問美容コース
について、学べる内容や学費、口コミの傾向、資料請求の流れまでをまとめて解説します。
介護美容研究所の訪問美容コースとは?基本情報と学費

介護美容研究所は、株式会社ミライプロジェクトが運営する「介護×美容」の専門スクールです。2018年に東京・原宿で開校し、高齢者に美容を届けるための技術を社会人向けに教えています。
コースは大きく2つあり、介護士や美容に興味がある人向けの「ケアビューティーコース」と、美容師・理容師向けの「訪問美容コース」に分かれています。この記事で紹介する訪問美容コースは、美容師免許または理容師免許を持っている人が対象です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ミライプロジェクト |
| 対象 | 美容師・理容師の免許を持っている人 |
| 校舎 | 東京(渋谷区)、埼玉(大宮)、神奈川(横浜)、愛知(名古屋)、大阪(2校舎)、福岡 |
| 入学時期 | 4月・10月 |
| 授業の頻度 | 週1回(振替制度・無料補講あり) |
| 受講形式 | 通学(実技習得のためオンライン講座はなし) |
| 学費の支払い | 現金・クレジットカード・教育ローン(分割払い可) |
学費の総額は、受講するコースや組み合わせによって変わるため、公式サイトでは資料請求で詳しく案内する形になっています。分割払いにも対応しているため、学費の詳細とあわせて資料で確認しておくと安心です。
大規模市場の中で選ばれる訪問美容師を目指すプロスクール!
という打ち出しのとおり、訪問美容を仕事として選ばれる存在になることを目指したカリキュラムが組まれています。
介護美容研究所だからこその、介護と美容を一緒に学べる強み

美容の技術だけでなく、介護の知識と技術まで一緒に身につけ、介護施設から求められる訪問美容師を目指せる点が、介護美容研究所ならではの強みです。
訪問美容では、車椅子に座ったままの人や、ベッドから起き上がるのが難しい人に施術することもあります。サロンと同じ感覚では安全に施術できない場面が多いため、体の状態に合わせた姿勢の支え方や声のかけ方など、介護の知識が欠かせません。
寝たきりの方へのカット術や施設での施術フロー
訪問美容コースでは、寝たきりの方へのカット術や、介護施設・居宅での施術の流れなど、訪問美容の現場で必要になる技術を学べます。高齢者の肌質・髪質に合わせた施術や、施術中のコミュニケーションの取り方もカリキュラムに含まれています。
訪問美容の仕事に特化した介護資格
訪問美容ワークに特化した介護資格を取得できます
という点も大きな特徴です。介護の資格を持っていることで、施設側にとっても安心して依頼しやすい美容師として信頼を得やすくなります。
感染症対策と業界ガイドラインづくりへの関わり
カリキュラムは感染症専門医の監修を受けており、施設で施術する際の感染症対策も学べます。また、運営会社は経済産業省の事業に採択され、美容・介護の業界団体とともに「訪問理美容協議会」を設立しました。主幹事として「訪問理美容サービス提供事業者に対するガイドライン」の策定にも関わっています。
卒業後の仕事につながるネットワーク
介護美容研究所は、8,600件以上の介護系企業・施設・病院と連携しており、卒業後に訪問美容の仕事を紹介してもらえるサポートもあります。学んだ技術を実際の仕事につなげやすい環境が整っている点は、独学で訪問美容を始める場合との大きな違いです。
訪問美容コースで学ぶことで、サロン以外にも活躍の場を広げられる
訪問美容コースで学ぶことで、美容師としての技術を活かしながら、サロンの外にも自分の活躍の場を広げられます。
介護施設への訪問は、平日の日中に予定を組むことが多い仕事です。サロン勤務と組み合わせて働く日を増やしたり、子育てと両立しながら自分のペースで働いたりと、働き方の選択肢が広がります。
さらに、介護施設に求められる訪問美容師になることができます
という点は、長く美容の仕事を続けていくうえでの強みにもなります。高齢化が進むなかで、施設の利用者に美容を届けられる人材は、これからも必要とされていくと考えられます。
車椅子やベッドの上でも、安全に配慮しながら施術できるようになる
介護の知識があることで、施設のスタッフと連携しやすくなる
サロン勤務以外の働き方を選べるようになり、キャリアの幅が広がる
施術を受けた人から「さっぱりした」「きれいになってうれしい」と声をかけてもらえることは、訪問美容ならではのやりがいです。美容で人を笑顔にするという原点を、改めて感じられる仕事といえます。
介護美容研究所の良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミの傾向
良い口コミとしては、介護の現場を想定した実践的な授業が多く、施設での実習を通して高齢者と接する経験を積める点を評価する声がよく見られます。週1回の授業なので仕事を続けながら通える、同じ目標を持つ仲間ができた、といった声もあります。
10代から60代まで幅広い年齢層・経歴の受講生が在籍しているため、ブランクのある美容師や、キャリアの転換を考えている人でもなじみやすい雰囲気があるようです。
悪い口コミの傾向
一方で、学費がまとまった金額になるため、決断までに時間がかかったという声があります。また、公式サイトに学費の総額が掲載されておらず、資料請求や説明会で確認する必要がある点を手間に感じる人もいます。
校舎は全国7か所にありますが、近くに校舎がない地域に住んでいる場合は、通学の負担が気になるという声も見られます。
「学費が高くないか心配」「仕事と両立できるか不安」と感じる場合も、分割払いと週1回の授業で解決できる
学費の負担が気になる場合は、分割払いを利用できます。クレジットカードや教育ローン(Orico)にも対応しているため、まとまった金額を一度に用意しなくても通い始めやすくなります。学費の内訳は資料請求で確認できるので、申し込み前に把握しておくと安心です。
仕事との両立については、授業が週1回のペースで組まれているため、サロン勤務を続けながら学べます。急な出勤で授業を休んだ場合も、振替制度や無料補講が用意されています。修了には8割以上の出席が必要ですが、こうした制度を活用すれば無理なく通えるでしょう。
学費の総額が見えないことへの不安は、無料の資料請求で解消できます。資料には学費やカリキュラムの詳細がまとめられているため、まずは資料を取り寄せて、自分の状況で通えるかどうかを具体的に検討するのがおすすめです。
介護美容研究所の訪問美容コースがおすすめな人
訪問美容コースは、次のような人に向いています。
- 美容師・理容師の免許を活かして、新しい働き方を見つけたい人
- サロンに来られない高齢者にも美容を届けたいと考えている人
- ブランクがあり、無理のないペースで美容の仕事に戻りたい人
- 将来の独立や、訪問美容の仕事で安定した収入を目指したい人
- 介護の知識を身につけて、施設から信頼される美容師になりたい人
なお、訪問美容コースは美容師または理容師の免許が必要です。免許を持っていない人は、介護士や美容に興味がある人向けの「ケアビューティーコース」が選択肢になります。
介護美容研究所の資料請求から入学までの流れ
訪問美容コースに興味がある場合は、まず無料の資料請求から始めます。
訪問美容コースのページにある無料資料請求フォームに、必要事項を入力して申し込みます。
申し込み後、スクールから申込内容の確認のための連絡が入ることがあります。
資料は郵送で届きます。到着までの目安は7〜14日ほどです。学費やカリキュラムを確認し、通えるかどうかを検討します。
疑問点を個別に相談したうえで入学を決め、4月または10月の入学に向けて手続きを進めます。
入学時期は4月と10月の年2回のため、次の入学に間に合わせたい場合は早めに資料を取り寄せておくと安心です。
美容師としての経験を、介護の現場でも活かしたいと感じたら、まずは介護美容研究所・訪問美容コース
の資料で学費やカリキュラムを確かめてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
- 美容師免許がなくても訪問美容コースに入れますか?
-
訪問美容コースは美容師・理容師の免許が必要です。免許がない場合はケアビューティーコースが選択肢になります。
- オンラインで受講できますか?
-
実技の習得を重視しているため、オンライン講座は提供されていません。
- 学費は分割払いできますか?
-
はい。分割払いに対応しており、クレジットカードや教育ローンも利用できます。
- 働きながら通えますか?
-
授業は週1回のペースで、振替制度や無料補講もあるため、仕事と両立しながら通えます。
- 資料はどのくらいで届きますか?
-
郵送で、7〜14日程度が目安です。

