「管理画面のログイン履歴に、知らないIPアドレスからの試行がずらりと並んでいた」
WordPressでブログやサイトを運営していて、こんな経験をしたことはないでしょうか。
WordPressは世界中で使われているぶん、ログイン画面を狙った総当たり攻撃の対象にもなりやすいCMSです。
パスワードを複雑にしていても、どこかで使い回しをしていれば、それだけで乗っ取りのきっかけになりかねません。
そこで検討したいのが、ログイン時にスマートフォンやメールへ届く認証コードの入力を求める「2段階認証」です。
この記事では、初期費用0円から使える本人認証サービスValue-Auth(バリューオース)
について、仕組みや料金、WordPressへの導入の流れ、利用前に知っておきたいポイントを解説します。
Value-Authとは?GMOデジロックが提供する本人認証サービスの基本情報
Value-Auth
は、ドメイン取得サービス「バリュードメイン」を運営するGMOデジロック株式会社が、2020年2月に提供を始めた本人認証サービスです。
会員登録やログインのときに、SMSやメールで認証番号を送り、その番号を入力してもらうことで本人かどうかを確かめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | GMOデジロック株式会社 |
| 提供開始 | 2020年2月 |
| 初期費用・月額基本料 | 0円 |
| 無料利用枠 | SMS10通・メール100通(メールは毎月リセット) |
| 認証方法 | SMS・メール(電話自動音声はリリース予定) |
| WordPress用プラグイン | Value-Auth Twofactor Login(2020年3月提供開始) |
| 問い合わせ | ライブチャット(平日10時〜17時)・お問い合わせフォーム |
料金などは2026年9月時点の公式サイトの情報です。最新の内容は公式サイトで確認してください。
もともとはWebサービスやアプリの開発者向けに、APIで本人認証を組み込めるサービスとして作られています。そのうえで、Value-Auth
はWordPress用の2段階認証プラグインも用意しており、プログラミングをしなくてもブログの管理画面に本人認証を追加できます。
申し込みから利用開始まですべてオンラインで完結し、面倒な書類のやりとりはありません。
Value-Authだからこその強み|WordPressの2段階認証を0円から、プラグインで導入できる
の評判は?WordPr_1.webp)
月額料金0円のまま、専用プラグインを入れるだけでWordPressのログインに2段階認証を追加できる点が、Value-Auth
ならではの強みです。
ログインするときに、IDとパスワードに加えて、登録したメールアドレスや携帯電話番号に届く認証コードの入力が必要になります。仮にパスワードが第三者に知られても、認証コードを受け取れる端末がなければ管理画面には入れません。
プラグインでブログの管理画面に組み込める
WordPress用のプラグイン「Value-Auth Twofactor Login」を有効化し、管理画面の「2段階認証」メニューで設定をONにするだけで使い始められます。認証コードの送信先は、メールアドレスか携帯電話番号から選べます。
使った分だけ前払いで購入できる
月額の基本料金はかからず、送信数が足りなくなったときに必要な分だけを前払いで購入する仕組みです。購入した送信数に有効期限はないため、ログインの回数が少ない個人ブログでも無駄が出にくくなっています。
ログインの制限機能もそろっている
GPSの位置情報を使ってアクセスできる場所を制限する機能や、特定の電話番号からの認証を拒否するブロックリストなど、本人認証の精度を高める機能も用意されています(IP制限はリリース予定)。
2段階認証を導入することで、パスワードが漏れても管理画面を守れる状態をつくれる
2段階認証を導入することで、パスワードだけに頼らずに管理画面を守れるようになり、記事の改ざんや乗っ取りへの不安を減らしたうえで、記事づくりに集中できるようになります。
ブログを長く続けるほど、過去の記事や画像、アフィリエイトの設定など、失いたくない資産が増えていきます。管理画面に不正にログインされると、記事の書き換えや不正なリンクの設置など、読者にまで影響が出るおそれがあります。
ログインのたびに認証コードを入力するひと手間はかかりますが、そのひと手間によって「自分以外はログインできない」状態に近づけられます。
パスワードをほかのサービスと使い回していないか確認する
管理者のユーザー名を「admin」など推測されやすいものにしていないか確認する
WordPress本体やプラグインを最新の状態に保つ
2段階認証は、こうした基本的な対策に重ねて使うことで効果を発揮します。どれか1つだけで万全になるものではないため、組み合わせて取り入れていきましょう。
Value-Authの料金|無料利用枠と送信数の購入単価
Value-Auth
は、初期費用と月額基本料が0円で、無料利用枠を超えた分だけ送信数を購入します。
| 認証方法 | 無料利用枠 | 購入時の料金(税込) |
|---|---|---|
| メール認証 | 毎月100通 | 1,000通110円(1通あたり0.1円)/10,000通990円(1通あたり0.09円) |
| SMS認証 | 10通 | 100通869円(1通あたり8.6円)/1,000通8,470円/10,000通82,500円 |
メール認証の無料利用枠は、申し込み日から1か月ごとにリセットされます。管理者が自分ひとりの個人ブログなら、ログインのたびにメールで認証コードを受け取る使い方でも、無料利用枠の範囲に収まる場合が多いでしょう。
まずは無料利用枠で試し、ログインの回数や使い勝手を確かめてから、必要に応じて送信数を購入する流れにすると無駄がありません。
なお、SMSを送れるのは、日本国内の「090」「080」「070」「060」で始まる携帯電話番号です。「050」で始まるIP電話や海外の携帯電話番号には送れない点に注意しましょう。
Value-Authの良い口コミ・悪い口コミ
良い口コミの傾向
良い評判としては、初期費用や月額料金がかからず、無料利用枠で試してから使い続けるかどうかを決められる点が評価されやすい傾向があります。
WordPress用のプラグインが用意されていて、プログラミングの知識がなくても2段階認証を取り入れられる点も好評です。公式サイトでは、ラッコ株式会社の利用実績インタビューも公開されており、「簡単にスタートができ、単価も安い」と紹介されています。
悪い口コミの傾向
一方で、プラグインの設置にFTPソフトを使う手順が案内されているため、サーバーのファイル操作に慣れていない人には少しハードルが高く感じられるという声があります。
また、SMSは無料利用枠が10通と少なく、SMSで認証コードを受け取り続けるなら送信数の購入が必要になる点を挙げる意見も見られます。
「設定がむずかしそう」「スマホをなくしたらログインできなくなりそう」と感じる場合も、手順どおりの設定と送信先のリセットで解決できる
公式のユーザーガイドに画面付きの手順がまとまっているため、順番どおりに進めればサーバーの操作に慣れていない人でも設定できます。
作業としては、Value-Auth
側でサイトを登録してAPI認証キーを作り、プラグインを設置して有効化し、キーと送信先を登録するという流れです。わからない点があれば、平日10時〜17時はライブチャットで質問できます。
スマートフォンをなくしたり、登録したメールアドレスが使えなくなったりしてログインできなくなることが心配な場合は、2段階認証の利用者管理にある「送信先のリセット」で対応できます。
送信先には、メールアドレスと携帯電話番号のどちらも登録できるため、ふだん使うものとは別に受け取れる連絡先を用意しておくと安心です。
SMSの料金が気になる場合は、無料利用枠が毎月100通あるメール認証を中心に使うことで、費用をかけずに運用できます。
Value-Authがおすすめな人
Value-Auth
は、次のような人に向いています。
- WordPressでブログやサイトを運営していて、ログインのセキュリティを強化したい人
- セキュリティ対策に、なるべく費用をかけずに取り組みたい人
- 複数人でサイトを管理していて、管理画面に入れる人をしっかり確かめたい人
- ECサイトやアプリの会員登録・ログインに、本人認証を組み込みたい開発者
反対に、サーバーのファイル操作にまったく触れたくない人は、先にFTPソフトの使い方やレンタルサーバーのファイルマネージャーの使い方を確認しておくと、設定をスムーズに進められます。
WordPressにValue-Authを導入する流れ
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公式のユーザーガイドでは、次の流れでWordPressのログインに2段階認証を設定できます。
Value-Auth
にログインし、WordPressを設置しているサイトを登録して、API認証キーを新規作成します。API認証キーは発行時にしか確認できないため、控えておきましょう。
WordPress用プラグインのzipファイルをダウンロードして解凍し、FTPソフトでWordPressのプラグインフォルダ(/wp-content/plugins/)にアップロードします。
WordPressの「プラグイン」から「Value-Auth Twofactor Login」を有効化し、左メニューの「2段階認証」で設定をONに切り替えます。
作成したAPI認証キーを入力し、認証コードを受け取るメールアドレスか携帯電話番号を追加します。
ログアウトしてから、ユーザー名とパスワードでログインし、届いた認証コードを入力してログインできれば設定完了です。
大切に育ててきたブログを守るために、まずはValue-Auth
の無料利用枠で、2段階認証のあるログインを体験してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
- Value-Authは無料で使えますか?
-
使えます。初期費用・月額基本料は0円で、SMS10通・メール100通の無料利用枠があります。
>>料金を見てみる
- 購入した送信数に有効期限はありますか?
-
ありません。お試し分・購入分とも有効期限なく使えます。
- 050で始まる電話番号にSMSは届きますか?
-
届きません。SMSは090・080・070・060で始まる国内の携帯電話番号が対象です。
- スマホをなくしてログインできなくなったら?
-
2段階認証の利用者管理で「送信先のリセット」を行えば対応できます。
- 設定方法がわからないときは?
-
公式のユーザーガイドを確認するか、平日10時〜17時のライブチャットで質問できます。

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