本の概要
起業をして5年間に経営者が陥りがちな家庭、会社、健康等様々な問題について物語を通して覗き見ることができる本
本を購入した経緯
この本は会社員時代に何となく気になって購入した本でした。買った後ずっと多忙でなかなか本を読むことが出来ず、積読状態のまま長い月日が経っていました。私自身が事業を始めてから4年程経った頃、ふと、『そういえば昔起業について書かれた本を昔買ったな…』と思い出し、本棚から引っ張り出してきて読んでみることにしました。読者の方が起業したての経営者や事業主である場合には、自分の人生の予習になるような本だと思います。
心に響いた箇所
多くの経営者が陥りがちな問題のパターンを理解することができた
配偶者や子どもとの関係、会社の従業員の裏切り、競合他社とのリアルな関係、健康の問題等経営者に起こりがちな問題について物語を通して理解できるので非常に臨場感がありました。一本の映画を見ているかのような気持ちで読み進めることが出来ました。
多くの経営理論を学ぶことが出来た
MBA取得済の神田さんの書籍なのでやはりすごいなと思ったのですが、物語の中に経営学の知識や経営者に必要な考え方がちりばめられています。実際にあとがきにも、著者が本書を通して経営学の考え方や知識を読者の潜在意識に届けられるように意識して制作をした旨が記載されており非常に感銘を受けました。計画的にそのように作られたものであることを後から知りましたが、それを知らずに読み進めている最中でも、自分が学んだことのある経営学の理論がさらっと出てくると嬉しい気持ちになりましたし、全く知らない経営学の知識が出てきた場合には、こんな考え方もあるんだ!と勉強になり自分の知的好奇心もくすぐられました。
本を読んで感じたこと
自ら経営しかつ経営コンサル経験の多い神田さんだからかけた本
神田さんは自ら事業を経営し、更に経営コンサルタントとして多くの経営者を見てきたからこそ、社長の人生を『よくあるパターン化』することが出来たのだと思いました。『多くの経営者が陥る問題』はほとんどの経営者が同じ道をたどるのだそうです。
自分にも当てはまっていた
本書に書かれた経営者の陥りがちな問題に自分自身が当てはまる箇所が多々あり非常に面白かったです。
起業した後の人生の予習ができる
全経営者や事業主がまずはこれを読むのが良いのではないか、と思うくらいに、起業家の人生の予習になる本だと思いました。そう思った理由はやはり私が今まで事業を4年行ってきた中で悩んできたことや、起きた問題と重なる部分が物語の中に書かれていたことでした。割と苦しんだのですが、先にこの本を読んでおけばその悩みを客観視して冷静に対処できていたのではないかなと思います。そして私がまだ体験していない部分に関しては、経営をし続けていればいつかこういった問題が待っているんだなと予習することができてとても勉強になりました。
最後に一言
『起業して事業を進める上で多くの経営者が陥りがちな問題』そして『経営者として必要な経営学の知識や着眼点』について物語を通じて覗き見ることが出来ます。これから独立を考えている方や起業家の方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です!