「録画した動画の不要なところを切りたいだけなのに、書き出しに何十分も待たされる」
そんな手間を減らしたいなら、動画を作り直さずに切り取れる動画編集ソフトを選ぶのが近道です。
Bandicut
(バンディカット)は、エンコードせずに動画をカット・結合できる高速モードを備えた、Windows向けのソフトです。
この記事では、無料版と製品版の違い、価格、カットから書き出しまでの使い方を紹介します。
Bandicutとは?画面録画ソフトBandicamの開発元が作った動画カット・結合ソフト
Bandicut
は、画面録画ソフトのBandicamを開発しているBandicam Companyが提供する動画編集ソフトです。
動画から必要な区間だけを切り出したり、途中の不要な部分を削除したり、複数の動画を1つにつなげたりする作業に絞って作られています。
2013年に登場し、2014年には高速モードに関する特許を取得しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発・販売元 | Bandicam Company |
| ソフトの種類 | 動画のカット・結合・分割・変換ソフト(シェアウェア) |
| 対応OS | Windows 11・10・8・7(64ビット)。32ビット版もあり |
| 主な機能 | 区間の切り出し、不要な区間の削除、区間結合、ファイル結合、分割、MP3抽出、動画変換、再生速度の変更 |
| 料金 | 無料版あり。製品版は個人向けの年間ライセンスと永続ライセンス、法人向けのビジネスライセンス |
| 支払い方法 | クレジットカード、コンビニ、銀行振込、PayPal、PayEasy、WebMoney など(先払い) |
Bandicamの無料版で録画した10分ずつのファイルを1本につなげたいときなど、録画した動画の後処理と相性がよいソフトです。
無劣化動画カット&結合も動画変換もできる動画編集ソフトBandicut ![]()
Bandicutだからこその強み|エンコードしない高速モードで、画質を保ったまま素早く切り取れる
Bandicut
のいちばんの強みは、動画を作り直さずに切り取ったりつなげたりできる「高速モード」です。
一般的な動画編集ソフトは、書き出しのたびに動画を変換(エンコード)し直すため、時間がかかり、画質も少し落ちます。
Bandicut
の高速モードは、動画の区間をそのまま書き出すので、元の拡張子・元の画質のまま、短い時間で保存できます。
切り取る位置はフレーム単位で合わせられる
高速モードでも、選んだ区間の始まりと終わりの部分だけを変換するしくみで、フレーム単位の細かいカットができます。
ただし、MPEG-4・HEVCなど一部の形式では、キーフレーム単位での編集になります。
形式を変えたいときは変換モードに切り替えられる
スマホで見やすい形式にしたい、ファイルを小さくしたいといったときは、変換モードに切り替えます。
変換モードでは、MP4・MKV・WebM・AVIへの変換と同時に、画質・音質・再生速度なども指定できます。
GPUを使ったハードウェアアクセラレーションで負荷を抑える
インテル・NVIDIA・AMDのGPUによるH.264のハードウェアエンコードに対応しているため、変換モードでもパソコンへの負荷を抑えながら書き出せます。
Bandicutでできること|カット・結合・分割・MP3抽出・動画変換
Bandicut
の機能は、動画を「切る」「つなぐ」「変える」作業に集中しています。
| 機能 | できること |
|---|---|
| 区間出力 | 動画から必要な区間だけを切り出して保存する |
| CMカット | 途中の不要な区間を選んで削除し、残りを保存する |
| 区間結合 | 1本の動画の中の複数の区間をつなげて保存する |
| ファイル結合 | 複数の動画ファイルを1つのファイルにまとめる |
| 分割 | 長い動画を複数のファイルに分ける |
| MP3抽出 | 動画の音声だけをMP3ファイルとして保存する |
| 変換 | MP4・MKV・WebM・AVIに変換して保存する |
| 再生速度の変更 | 倍速やスローモーションにして保存する |
読み込める形式は、AVI・MP4・MOV・M4V・MKV・MPEG・MPG・VOB・FLV・WMV・TSなど幅広く、録画ソフトやスマホ、デジタルカメラで撮った動画を扱えます。
高速モードで複数のファイルをつなげられるのは、解像度やコーデックなどがそろった動画どうしです。
撮った機器や設定が違う動画をつなげるときは、変換モードを使います。
パソコンにある動画からMP3音声を抜き出して保存できる動画変換ソフトBandicut♪♪♪ ![]()
Bandicutの無料版と製品版の違い|ロゴ・高速モードの対応形式・書き出しの速さの3点
Bandicut
の無料版は期限なしで使え、製品版との違いは次の3点だけです。
| 項目 | 無料版 | 製品版 |
|---|---|---|
| 書き出した動画のロゴ(ウォーターマーク) | 入る | 入らない |
| 高速モードで扱える形式 | AVI・MP4・MOV(MPEG-4・HEVCのコーデックを除く) | AVI・MP4・MOV・MKV・TS・VOB・VRO・MPEG・WMV・WebM・ASF・FLV |
| カット・結合の速さ | 標準 | 高速 |
| カット・結合・MP3抽出・再生速度の変更・変換モード | 使える | 使える |
画面の左上に「UNREGISTERED」、右上に鍵のアイコンが出ていれば、まだ無料版のままです。
自分の動画で高速モードが使えるか、操作がわかりやすいかを無料版で確かめてから製品版を選べるので、買ってから合わなかったという失敗を防げます。
ロゴなしで書き出せる製品版の価格を確かめる
Bandicutの価格|個人ライセンスは1年2,990円、永続4,990円
個人で使うなら、1年ごとに更新する年間ライセンスと、一度の支払いで使い続けられる永続ライセンスから選べます。
| ライセンス(個人・1台) | 価格 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 年間ライセンス | 2,990円(通常3,740円) | 購入日から1年間すべての機能を使える。期間中はアップデートとテクニカルサポートが無償 |
| 永続ライセンス | 4,990円(通常6,240円) | Bandicut |
※2026年10月時点の公式サイトの表示(特別割引の価格)です。最新の価格は公式サイトで確認してください。
仕事や法人で使うならビジネスライセンス
個人ライセンスは、個人で、かつ営利を目的としない使い方に限られます。
会社・団体・教育機関で使う場合や、仕事で使う場合は、1年から5年まで期間を選べるビジネスライセンスが必要です。
1ライセンスで使えるのはパソコン1台
Bandicut
は、1台のパソコンにつき1ライセンスです。
デスクトップとノートパソコンの両方で使うなら、台数分のライセンス(2-PCなど)を購入します。
パソコンを買い替えたときは、古いパソコンでユーザー認証を解除すれば、新しいパソコンで使えます。
高速モードで録画や撮影の不要な部分を切り取ることで、書き出しを待つ時間が減り、編集をその日のうちに終えられる
動画の編集が後回しになる理由のひとつは、切り取るたびに長い書き出しを待たなければならないことです。
Bandicut
の高速モードなら、動画を作り直さずに保存するので、待ち時間を短くしながら元の画質を残せます。
会議や授業の録画から必要な場面だけを残す、ゲームの録画を見どころだけにする、家族の動画の余計な部分を切るといった作業を、録画したその日のうちに片づけられます。
音声だけをMP3にしておけば、動画を開かずに移動中に聞き直すこともできます。
切り取った動画を広告なしでゆっくり見返したいときは、動画再生ソフトを紹介したこちらの記事も参考になります。

Bandicutの評判・口コミ|良い口コミと気になる口コミ
良い口コミ
Bandicut
についてよく挙がるのは、「操作がシンプルで、初めてでも迷わない」「切り取りの書き出しが速い」という評価です。
機能をカット・結合・分割にしぼっているため、開始ウィンドウで目的の機能を選び、区間を指定して書き出すだけで作業が終わります。
高速モードで書き出した動画は元の画質のままなので、画質を落としたくない録画データの整理に向いています。
気になる口コミ
一方で、「無料版で書き出すとロゴが入る」「形式の違う動画をつなげようとしたら高速モードが使えなかった」という点を気にする人もいます。
また、テロップやBGMを入れるような本格的な編集の機能はなく、Windows専用である点にも注意が必要です。
「無料版だとロゴが入る」「高速モードでつなげられない」「買っても使いこなせるか心配」と感じる場合も、期限なしの無料版と変換モードで解決できる
「無料版だとロゴが入る」と感じる場合
ロゴが入るのは、無料版で書き出した動画だけです。
製品版を購入してユーザー認証をすると、ロゴと機能の制限が外れ、同じパソコンですぐに使えます。
ソフトを入れ直す必要はなく、画面右上の鍵のアイコンからライセンスキーを入力するだけです。
「形式の違う動画を高速モードでつなげられない」と感じる場合
高速モードで結合できるのは、解像度やコーデックがそろった動画どうしです。
違う機器で撮った動画をつなげるときは変換モードを選べば、形式が違っていても1本にまとめられます。
同じ録画ソフト・同じ設定で撮った動画なら、高速モードでそのままつなげられます。
「買っても使いこなせるか心配」と感じる場合
無料版は期限なしで何度でも試せるので、自分の動画で操作と仕上がりを確かめてから購入できます。
ユーザー認証をしたあとは返金に応じてもらえないため、購入前に無料版で試しておくのが確実です。
公式サイトには、機能ごとの使い方のページや、よくある質問のページも用意されています。
無劣化動画カット&結合も動画変換もできる動画編集ソフトBandicut ![]()
Bandicutの使い方|製品版の購入からユーザー認証、動画のカットまでの流れ
製品版購入ページで、年間か永続のライセンスを選び「購入する」をクリックします。複数台で使うときは、決済ページでライセンス数を変えられます。
ライセンスキーを受け取るメールアドレスを入力し、支払い方法を選んで注意事項に同意してから支払います。
決済が終わるとメールでライセンスキーが届きます。Bandicut
を起動して右上の鍵のアイコンをクリックし、メールアドレスとライセンスキーを入力して認証します。
開始ウィンドウでカット・分割・結合などの機能を選んで動画を読み込み、残したい区間を指定します。高速モードを選んで書き出せば、元の画質のまま保存できます。
クレジットカード(国内利用)で支払った場合、カードの明細には決済代行会社の名前が表示されます。
まとめ:録画した動画を画質を落とさずに切り取るならBandicutを試してみよう
Bandicut
は、画面録画ソフトBandicamの開発元が提供する、動画のカット・結合に特化したWindows向けのソフトです。
- エンコードしない高速モードで、元の画質のまま短い時間で書き出せる
- 無料版は期限なしで試せて、違いはロゴ・高速モードの対応形式・速さの3点だけ
- 個人なら年間2,990円か永続4,990円(2026年10月時点の割引価格)
まずは無料版で自分の動画を読み込み、高速モードでの仕上がりを確かめてみてください。
ロゴなしで書き出したい、MKVやTSも高速モードで扱いたいと感じたら、製品版を選ぶタイミングです。
Bandicutのよくある質問
- Bandicutは無料で使えますか?
-
無料版は期限なしで使えます。ただし、書き出した動画にロゴが入り、高速モードで扱える形式がAVI・MP4・MOVに限られます。
- Macでも使えますか?
-
Bandicut
はWindows向けのソフトです。対応OSはWindows 11・10・8・7(64ビット)で、32ビット版も用意されています。 - 永続ライセンスと年間ライセンスはどちらを選べばよいですか?
-
長く使うつもりなら、一度の支払いで使い続けられる永続ライセンスが向いています。期間中のアップデートとサポートを続けて受けたい場合は、年間ライセンスを選びましょう。
- 購入後に返金はできますか?
-
ユーザー認証をしたあとは返金に応じてもらえません。購入前に無料版で、自分の動画で使えるかを確かめておきましょう。
- Bandicamとセットで買えますか?
-
BandicamとBandicut
をまとめて購入できるセットがあり、別々に買うより割安になります。最新の価格は公式サイトで確認してください。

