【読書感想】プレゼンの大学/著:藤倉礼亜/本 要約

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本の概要

 プレゼンシナリオ原則やデザインまで、どのようにプレゼン資料作成をしたらよいのかについて学ぶことができる本

本を購入した経緯

 わたしはある種の専門家として仕事をしていることもありプレゼン講義を依頼されることがよくあります。しかし毎回、伝えるべきことがうまく伝わっていないかもしれない…と不安を抱えながらプレゼンをしていました。ある日「私って今までプレゼンについてちゃんと勉強したことが無かったな…」と気づきました。そこで、よし、まずは本を読んで勉強をしてみよう!と思い立ち、Amazonのkindleで”プレゼン”で検索をかけていました。そんな中こちらの本の柔らかい雰囲気やAmazonレビューの高さなどが気になり、読んでみることにしました。

心に響いた箇所

プレゼンの構成が2つのパターンとして原則化されている

 プレゼンシナリオの原則が2つのパターンに整理されているので、今回自分が伝えたい内容がどちらのタイプなのかを検討し、原則に沿って内容を考えるだけで伝わりやすいプレゼンのシナリオを考えることが出来るようになります。しかも、思考の整理にはExcelシートを使います。理論的に物事を考える方にとって非常に有用だなと感じました。私は公式を知ったら好きなだけ具体的なものを作り出したい!と考える節があるので、この本によってプレゼンのシナリオの原則を知ってからは、具体的なプレゼンの内容を考えるのが楽しくて仕方なくなりました。

伝わりやすいデザインの方法が分かる

 プレゼンはシナリオだけでなくデザインがとても大事です。同じ内容でもデザイン次第で伝わり方に大きな差があることは分かってはいました。でも、いざ作ろうと思うとどうしたらいいのかわからないのです。この本にはデザインをする上でどのようなことに気を付ければ見る側はわかりやすいのかについて、具体的な比較イメージと共に解説されており、デザインでやってはいけないこととやるべきことがはっきりとわかりました。

本を読んで感じたこと

プレゼン資料の作成についての全てが詰まっている

 プレゼンシナリオやデザインについて、この本を読めば具体的な方法がすべて載っています。私はこの本にあるワークは全て実行して、最終的には理想的なプレゼン資料を完成させることが出来ました。

プレゼン資料以外にも応用できる

 プレゼンに限らず人に何かを提案する時やお願いする時などに、この書籍の中に書かれているプレゼンのシナリオ構成の枠組みに当てはめて話を組み立てると非常に伝わりやすい話し方になると感じています。

最後に一言

 伝わりやすいプレゼン資料をつくりたいけれどもどうしたら良いかわからない!と悩んでいる方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

 また、プレゼン資料に関わらず、人に提案したり熱意やビジョンを伝えたいのにうまく伝えられなくて悩んでいる方にとっても、この本に書かれているプレゼンシナリオの原則にのっとって話を組み立てること、伝わりやすい話し方ができるようになります。プレゼン資料はもちろんのこと、聞き手にとってわかりやすい伝え方について学びたいという方にもおすすめの一冊です!

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この記事を書いた人

当ブログはINFOCRESTXX(いんふぉくれすと)と申します。経験記録記事をメインに運営しています。例えば講座受講、読書感想、映画鑑賞、アニメ鑑賞記録等です。毎日…とはなかなかいかない日もあるかと思うのですが頻繁な更新を目指しています。来ていただけることが励みになります。またお時間がありましたら遊びにきてくださると嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。

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