「ブラウザに『保護されていない通信』と出るのを消したいけれど、どのSSL証明書を選べばいいのかわからない」
お問い合わせフォームやネットショップを持つサイトを運営していると、こんな悩みにぶつかる場面があります。
SSL証明書には無料のものから年間10万円を超えるものまであり、名前も「ドメイン認証」「企業認証」「EV」とわかりにくいため、比べる前に手が止まってしまいがちです。
SSLボックス
は、レンタルサーバーのエックスサーバー株式会社が運営するSSL証明書の販売サービスです。無料のLet’s Encryptから、サイトシール付きで年額1,320円(税込)からのドメイン認証SSL、企業の実在を証明するEV SSLまでを1か所で選べます。
この記事では、SSLボックス
の基本情報や強み、認証レベル別の料金、用途に合った証明書の選び方、申し込みから発行までの流れを、公式サイトの情報をもとに解説します。
取り扱っているSSL証明書と料金を公式サイトで見てみる
SSLボックスとは?エックスサーバー株式会社が運営する格安SSL証明書サービスの基本情報
SSLボックス
は、エックスサーバー株式会社が提供しているSSL証明書の取得サービスです。ドメインやレンタルサーバーと共通の「Star8アカウント」で管理する仕組みで、スターレンタルサーバー
や「スタードメイン」と同じアカウントで申し込めます。
SSL証明書とは、サイトとの通信を暗号化し、そのサイトが確かに存在する運営者のものであることを第三者が証明する電子証明書です。導入するとURLが「https」で始まり、ブラウザに鍵のマークが表示されます。
SSLボックス
の主な情報を表にまとめました(2026年10月3日時点の公式サイトの情報です)。
| 項目 | 内容 |
| 運営会社 | エックスサーバー株式会社 |
| 取り扱う証明書 | ドメイン認証SSL・企業認証SSL・EV SSL(ワイルドカードを含む) |
| 主なブランド | クラウドSSL、クラウドセキュア、ラピッドSSL、ジオトラスト、デジサート、Let’s Encrypt |
| 料金 | 0円(Let’s Encrypt)〜、有料はクラウドSSLの年額1,320円(税込)〜 |
| 契約期間 | 1年〜最長5年の複数年契約に対応(ブランドにより異なる) |
| 使えるサーバー | スターレンタルサーバー |
| 支払い方法 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、プリペイド |
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はジオトラスト社の正規販売代理店です。運営会社は情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27001」の認証とプライバシーマークを取得しています。
SSLボックスのラインナップを公式サイトで確認する
SSLボックスだからこそ得られる、用途に合わせて選べるラインナップの強み
SSLボックス
の一番の強みは、無料の証明書から企業の実在を証明するEV SSLまで、認証レベルとブランドを用途に合わせて1か所で選べることです。
個人ブログなら費用を抑えたドメイン認証、会社のサイトなら運営組織を証明する企業認証というように、サイトの役割によって必要な証明書は変わります。SSLボックス
なら、サイトが増えたり役割が変わったりしても、同じ管理画面のまま証明書を選び直せます。
3つの認証レベルと主要ブランドをまとめて扱う
SSL証明書は、認証の厳しさによって3つに分かれます。
| 認証レベル | 証明する内容 | 向いているサイト |
| ドメイン認証SSL | ドメインの使用権 | 個人ブログ、小規模なサイト、開発環境 |
| 企業認証SSL | ドメインの使用権+運営組織の実在 | 企業サイト、問い合わせや会員登録のあるサイト |
| EV SSL | 上記に加えて、より厳格な組織の実在確認 | ネットショップ、金融機関など個人情報や決済を扱うサイト |
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では、この3つすべてについて複数のブランドを扱っています。ラピッドSSLは、SSL証明書の発行で世界的に大きなシェアを持つデジサート社が認証局です。
クラウドセキュアはマルウェアを毎日自動で診断する
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がすすめている「クラウドセキュア」ブランドは、すべての証明書にセキュリティ診断が追加料金なしで付いています。SSLを使うサイトにマルウェアやフィッシングURLが仕込まれていないかを、毎日自動で診断します(特定のURLを起点に、決められたページ数を診断する方式です)。
診断の結果はサイトに貼るサイトシールに表示され、問題が見つかったときは解決するまで別の表示に切り替わります。サイトが改ざんされても気づきにくい小さな会社や個人の運営者にとって、異変に早く気づくきっかけになります。
最長5年の複数年契約で、年あたりの費用を抑えられる
新規の契約でも更新でも、最長5年分をまとめて契約できます。多くのブランドで契約年数が長いほど1年あたりの料金が下がり、毎年の更新手続きの手間も減らせます。
クレジットカードかプリペイドを使えば、自動更新も設定できます。証明書の期限切れでサイトに警告が出てしまう事態を防ぎたい方には便利な機能です。
他社のサーバーでも使える
申し込みの際に利用サービスとして「他社サーバー」を選べば、エックスサーバー株式会社以外のサーバーで運用しているサイトにも証明書を導入できます。VPSや自社サーバーで動かしているサイトでも、証明書だけSSLボックス
で用意する使い方ができます。
セキュリティ診断付きのクラウドセキュアを詳しく見てみる
SSLボックスの料金|認証レベル別の証明書と年額
SSLボックス
で申し込める証明書と料金を、認証レベル別にまとめました。金額はすべて税込の年額で、「〜」は最も長い契約期間を選んだときの1年あたりの料金です(2026年10月3日時点の公式サイトの情報です)。
ドメイン認証SSL
| 証明書 | 年額(税込) | サイトシール | セキュリティ診断 |
| Let’s Encrypt | 0円 | なし | なし |
| クラウドSSL | 1,320円〜 | あり | なし |
| クラウドSSLワイルドカード | 13,200円〜 | あり | なし |
| ラピッドSSL | 3,905円〜 | なし | なし |
| ラピッドSSLワイルドカード | 41,800円〜 | なし | なし |
| クラウドセキュア スピード認証SSL | 15,400円〜 | あり | あり |
| クラウドセキュア スピード認証SSL ワイルドカード | 63,360円〜 | あり | あり |
| ジオトラスト クイックSSLプレミアム | 15,400円〜 | あり | なし |
企業認証SSL・EV SSL
| 証明書 | 認証レベル | 年額(税込) |
| クラウドセキュア 企業認証SSL | 企業認証 | 33,000円〜 |
| クラウドセキュア 企業認証SSLワイルドカード | 企業認証 | 83,600円〜 |
| デジサート セキュア・サーバID | 企業認証 | 93,940円〜 |
| クラウドセキュア EV SSL | EV | 83,600円〜 |
| デジサート セキュア・サーバID EV | EV | 187,880円〜 |
契約年数で変わる年額の例
表の「〜」の金額は複数年契約をしたときの料金で、1年契約だと年額は上がります。代表的な3つの証明書で比べてみましょう。
| 契約期間 | クラウドSSL | クラウドセキュア スピード認証SSL | クラウドセキュア 企業認証SSL |
| 1年 | 1,650円 | 19,800円 | 41,800円 |
| 2年 | 1,567円 | 18,700円 | 38,500円 |
| 3年 | 1,485円 | 17,600円 | 36,300円 |
| 4年 | 1,402円 | 16,500円 | 35,200円 |
| 5年 | 1,320円 | 15,400円 | 33,000円 |
※金額は税込の年額です。クラウドSSLとスピード認証SSLは、更新時も同じ年額です。
ラピッドSSLのように、最長3年までのブランドもあります。料金は改定されることがあるため、申し込む前にSSLボックス
の公式サイトで最新の金額を確認しておきましょう。
証明書ごとの最新料金を公式サイトでチェックする
SSLボックスで用途に合った証明書を選ぶことで、費用を抑えながらサイトの信頼性を訪問者に伝えられる
SSL証明書は、高いものを選べば安心というわけではありません。サイトの役割に合った認証レベルを選ぶと、ムダな出費をせずに訪問者へ安心感を届けられます。
- 個人ブログ・趣味のサイト・開発環境:無料のLet’s Encryptか、サイトシールが付く年額1,320円(税込)〜のクラウドSSL
- お店や事務所の紹介サイト、問い合わせフォームのあるサイト:毎日のセキュリティ診断が付くクラウドセキュア スピード認証SSL
- 会社の公式サイト、会員登録のあるサイト:運営組織の実在を証明できるクラウドセキュア 企業認証SSL
- ネットショップや決済を扱うサイト:最も厳格な審査を経るクラウドセキュア EV SSL
- サブドメインのサイトを複数運営している場合:1枚でまとめて保護できるワイルドカード証明書
サイトシールは、訪問者が「このサイトは第三者に確認されている」と目で見てわかる目印です。問い合わせや購入の直前に不安を感じて離れてしまう訪問者を減らしたいなら、シール付きの証明書を選ぶ価値があります。
SSLボックス
なら、最初はクラウドSSLで始め、事業が大きくなったら企業認証SSLへ切り替えるといった段階的な使い方も、同じアカウントのまま進められます。
自分のサイトに合う認証レベルを公式サイトで比べてみる
SSLボックスの評判・口コミは?良い評判と気になる点
SSL証明書の取得サービスについて利用者が評価するのは、主に料金、発行までの早さ、手続きのわかりやすさの3点です。SSLボックス
について寄せられやすい声を、良い点と気になる点に分けて紹介します。
良い評判
- サイトシール付きの証明書が年額1,320円(税込)から使え、費用を抑えられる
- ドメイン認証SSLは全自動のメール認証で、書類なしで即時〜1日で発行される
- ドメイン・サーバー・SSLを1つのアカウントでまとめて管理できる
- 複数年契約と自動更新で、更新忘れの心配が減る
気になる点
- ブランドと種類が多く、最初はどれを選べばいいか迷いやすい
- 他社サーバーで使う場合は、CSRの作成や証明書のインストールを自分で行う必要がある
- 企業認証SSLは最短1営業日(通常1〜4営業日)、EV SSLは最短10営業日(通常2〜4週間)と、審査に日数がかかる
選び方に迷う点は、前の章の用途別の目安を使えば絞り込めます。企業認証やEVの審査期間は認証の仕組み上どのサービスでも発生するため、公開日が決まっている場合は早めに申し込んでおくと安心です。
発行までの日数と仕様を公式サイトで確認する
「無料のSSLで十分では」「設定が難しそう」と感じる場合も、Let’s Encryptとの使い分けとオンライン完結の手続きで解決できる
「無料のSSLがあるのに、お金を払う意味はあるの?」と迷う方もいるでしょう。通信の暗号化だけが目的なら、無料のLet’s Encryptでも十分に役目を果たします。SSLボックス
でもLet’s Encryptを0円で申し込めます。
有料の証明書が必要になるのは、サイトシールで安全性を見せたい場合や、運営組織の実在を証明したい場合です。Let’s Encryptは契約期間が90日で、サイトシールもありません。個人ブログは無料、問い合わせや購入を受け付けるサイトは有料、と役割で使い分ければ費用のムダは出ません。
手続きの難しさが気がかりな場合も、ドメイン認証SSLは本人確認から発行までオンラインで完結し、郵送の書類は要りません。公式サイトには、スターレンタルサーバー
で使う場合と他社サーバーで使う場合に分けて、認証レベル別の申請マニュアルが用意されています。
無料のLet’s Encryptと有料証明書の違いを見てみる
SSLボックスが向いている人と、ほかのサービスが合う人
SSLボックス
が特に合うのは、次のような方です。
- サイトシール付きのSSL証明書を、年間の費用を抑えて導入したい方
- スターレンタルサーバー
やスタードメインを使っていて、管理をまとめたい方 - 複数のサイトを運営し、サイトごとに認証レベルを変えたい方
- サイトの改ざんやマルウェアを毎日チェックしてほしい会社や店舗
同じエックスサーバー株式会社には、もう一つのSSL証明書サービスXServer SSL
もあります。エックスサーバーなど、XServerブランドのサーバーを使っている方はこちらも比べてみてください。

これからサイトを立ち上げるためにサーバーから探している方は、SSLボックス
と同じStar8アカウントで管理できるレンタルサーバーの記事も参考にしてください。
用途に合ったSSL証明書を公式サイトで探してみる
SSLボックスの申し込み方法|アカウント登録から証明書の発行までの流れ
SSLボックス
は、Star8アカウントの登録と証明書の申し込みを同時に進められます。他社サーバーで使う場合の流れは次のとおりです。
公式サイトの申し込みフォームで「新規お申込み」を選び、利用サービスを「スターレンタルサーバー」か「他社サーバー」から選択します。
SSLブランドと契約年数を選び、証明書を使うドメイン名(コモンネーム)を入力します。「www」などのサブドメインも省略せずに入力しましょう。
Star8アカウントに登録する情報を入力し、内容を確認してからSMSまたは電話で認証すると申し込みが完了します。
クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、プリペイドから支払い方法を選びます。銀行振込の場合、入金の確認に3日ほどかかることがあります。
案内メールに沿って取得申請を行います。ドメイン認証SSLでは、認証局からの承認メールを受け取るためのメールアドレス(admin@ドメイン名など)が必要です。発行された証明書をサーバーに設定すれば、サイトがhttpsで表示されます。
すでにStar8アカウントを持っている場合は、ログイン後の管理パネルにある「追加申し込み」から同じように申し込めます。
サイトの役割に合ったSSL証明書を探しているなら、まずはSSLボックス
の公式サイトで、気になる証明書の料金と仕様を確かめてみてください。
SSLボックスでSSL証明書を申し込む
SSLボックスに関するよくある質問
- 個人でも申し込めますか?
-
ドメイン認証SSLは、企業・個人事業主・団体・個人のどなたでも申し込めます。企業認証SSLとEV SSLは、企業や団体が対象です。
- 証明書はどのくらいで発行されますか?
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クラウドSSLやクラウドセキュア スピード認証SSLなどのドメイン認証SSLは即時〜1日です。企業認証SSLは最短1営業日(通常1〜4営業日)、EV SSLは最短10営業日(通常2〜4週間)が目安です。
- エックスサーバー株式会社以外のサーバーでも使えますか?
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使えます。申し込み時に利用サービスで「他社サーバー」を選び、コモンネームを入力して申し込みます。
- 複数のサブドメインを1枚の証明書で保護できますか?
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ワイルドカード証明書を選べば保護できます。クラウドSSLワイルドカードは年額13,200円(税込)からです。
- 更新を忘れないようにする方法はありますか?
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クレジットカードかプリペイドで自動更新を設定できます。最長5年の複数年契約を選んで、更新の回数そのものを減らす方法もあります。
料金やサービス内容の最新情報は公式サイトで確認できます

