「機械保全や電気の資格を取りたいけれど、仕事をしながら独学で続けられるか自信がない」
製造業や設備管理の現場で働いていると、資格の勉強を始めるきっかけはあっても、教材選びで迷いやすいものです。
JTEX
は、1971年に東京都知事の認可を受けて創立した職業訓練法人が運営する、技術系に強い通信教育です。
この記事では、講座の種類と個人で申し込むときの受講料、申込から修了までの流れ、受講者の声から見える良い点と気になる点を、公式サイトの情報をもとにまとめます。
JTEXとは?職業訓練法人が運営する技術系の通信教育
JTEX
は、職業訓練法人日本技能教育開発センターの略称です。職業能力開発促進法にもとづく職業訓練法人で、東京都知事の認可を受けています。
ものづくりの現場で必要な技術・技能を中心に、国家資格の受験対策、技能検定の対策、新人研修やマネジメント、ビジネス教養まで、働く人向けの通信教育を幅広く用意しています。
公式サイトによると利用企業は4万社を超え、2014年には認定職業訓練の実施状況が優良な団体として厚生労働大臣表彰を受けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | JTEX |
| 創立 | 1971年4月 |
| 所在地 | 東京本部(東京都新宿区)・関西本部(大阪市北区) |
| 講師 | 約400名 |
| 主な講座 | 資格取得準備講座、技能検定の受検準備講座、実技試験対策セミナー、現場力・ものづくり・マネジメント・ビジネス教養などの通信教育 |
| 学び方 | テキストで自学自習し、毎月のレポートで添削指導を受ける通信教育(一部はWeb提出・動画教材あり) |
| 支払い | Web申込は代金引換かクレジットカード |
もともと企業の人材育成で使われてきた通信教育ですが、個人でもWebサイトから申し込めます。講座の全体像は技術講座専門のJTEX
の公式サイトで確認できます。
JTEX
の講座の全体像を公式サイトで見てみる
JTEXだからこそ得られる、ほかの通信講座にはない強み
現場の技術・技能を教えることに長く取り組んできた職業訓練法人だからこそ、資格の試験範囲に沿った教材と、講師による添削指導がそろっています。
試験の科目と範囲に沿って作られたテキスト
たとえば機械保全の受検準備講座は、技能検定の試験科目とその範囲に沿って項目を網羅する構成です。電験三種の講座は、テキスト・過去問題・オリジナルの予想模擬テストを組み合わせ、公式サイトでは52,000人の受講実績があると紹介されています。
レポートの添削と質問券で、ひとりで迷わない
毎月の学習を終えたらレポートを提出し、講師の添削を受けます。記述式は受付から約10〜20日で講評つきで返送され、マークシートやWeb提出は約2〜5日で採点結果と学習アドバイスが届きます。
テキストやレポートでわからない点があれば、教材に同封された質問券(2枚)で講師に質問できます。
資格の講座から仕事の基礎まで、続けて学べる
危険物取扱者や電気工事士などの資格講座のほかに、5S・安全・品質管理・図面のかき方・生成AIの活用といった、現場ですぐに使う知識の講座も多くそろっています。資格を取ったあとも、同じJTEX
で次のテーマに進めます。
気になる分野がある人は、技術系の通信教育講座ならJTEX
の公式サイトで講座を探してみてください。
JTEXの講座一覧|機械保全・電験三種・電気工事士・危険物の受講料
講座の数が多いので、ここでは個人の申込が多い資格系の講座を中心に、一般受講料(個人で申し込むときの受講料)を並べます。
| 講座 | 一般受講料(税込) |
|---|---|
| 危険物取扱者合格講座(乙種第4類) | 14,300円 |
| 危険物取扱者受験講座(甲種) | 19,800円 |
| 第二種電気工事士受験講座(過去問題解説動画付き) | 31,900円 |
| 第二種電気工事士合格講座(技能試験セット・過去問題解説動画付き) | 62,700円 |
| 電験三種受験講座+模擬テスト【総合:4科目】 | 39,600円 |
| 電験三種徹底マスターコース | 46,200円 |
| 技能検定2級 わかりやすい「機械保全」(機械系) | 31,900円 |
| 技能検定3級「機械保全」(機械系保全作業) | 15,400円 |
※2026年10月時点の公式サイトの表示です。第二種電気工事士合格講座(技能試験セット付き)は2026年10月1日開講分から受講料が改定されています。受講期間や最新の金額は各講座のページで確かめてください。
人気講座ランキングの上位は資格と新人教育
公式サイトの受講ランキング(2026年9月)では、1位が危険物取扱者合格講座(乙種第4類)、2位がQC検定(R)3級の受験準備コース、3位が新入社員向けの「メーカーの基本あれこれ」でした。第二種電気工事士の講座や、5S・安全の「基本のキ」シリーズも10位以内に入っています。
受けたい資格の講座があるかは、技術講座専門のJTEX
の公式サイトで講座名から確かめられます。
受けたい資格の講座を公式サイトで探す
JTEXの受講料と支払い方法|個人は一般受講料で申し込む
JTEX
の講座ページには「特別受講料」と「価格(一般受講料)」の2つの金額が載っています。
| 受講料 | 適用される申込 |
|---|---|
| 一般受講料 | 勤め先などを通さず、個人として申し込むときの受講料 |
| 特別受講料 | 法人(企業・団体)の担当者が企業単位で申し込むときの受講料。一般受講料より割安 |
個人でWebサイトから申し込む場合は、一般受講料のほうがかかると覚えておきましょう。
支払いは代金引換かクレジットカード
Webサイトの[カートに入れる]から申し込むと、一部の講座を除いて、佐川急便の代金引換(e-コレクト)かクレジットカード決済を選べます。代金引換は、教材を受け取るときに現金・デビットカード・クレジットカードで支払います。
クレジットカード決済では支払い回数を選べるので、受講料をまとめて払うのが負担なときは分割も選択肢になります(カード会社との契約によっては使えない場合があります)。
値引きや教育訓練給付の対象講座はない
複数の講座を同時に申し込んでも、過去に受講したことがあっても、値引きはありません。また、JTEX
には教育訓練給付制度の対象講座がありません。給付金を使いたい人は、この点を先に知っておくと迷いません。
JTEXの申込から修了までの流れ|開講日は毎月1日と15日
個人で通信教育を受けるときの流れは次のとおりです。
受講期間、レポートの提出方式(記述式・マークシート・Web提出)、教材の構成を講座ページで確認します。
支払い方法を代金引換かクレジットカード決済から選びます。申込後、登録したメールアドレスに自動返信メールが届きます。
申込の受付から約1週間〜10日で、テキスト・レポート・学習のしおり・受講者証などがまとめて届きます。開講日は毎月1日か15日に設定されます。
受講期間はひと月に1回のレポート提出が目安です。郵送は同封の専用封筒を使えば切手は要りません。
在籍期間内に全レポートが合格すると、受講者Myページから修了証をPDFでダウンロードできます。
在籍期間は受講期間の2倍
在籍期間は、原則として受講期間の2倍です。たとえば受講期間4か月の講座なら、在籍期間は8か月になります。
レポートは100点満点で、59点以下なら合格するまで再提出します。在籍期間内にすべて合格しないと除籍になり、修了証は出ません。受講期間+1か月以内に全レポートを出し、平均90点以上で再提出がなければ「優秀修了証」が発行されます。
申込の手順は技術系の通信教育講座ならJTEX
の公式サイトの講座ページから進められます。
講座ページから申込の流れを確かめる
JTEXの評判・口コミ|受講者の声から見える良い点と気になる点
ここでは公式サイトに掲載されている受講者の声をもとに、良い点と、申し込む前に知っておきたい点を整理します。
良い点:テキストがわかりやすく、問題演習で力がつく
とてもわかりやすい教材が良かったので、科目別合格することができました。今年法規に合格し、電験三種合格を目指します。
JTEX公式サイト「受講者の声」より(電験三種受験講座)
ゼロからのスタートでしたが、合格しました。ポイントが分かり易く、全く初歩の人も解きこむ事によって合格する事が可能な講座だと思いました。
JTEX公式サイト「受講者の声」より(消防設備士受験講座)
手書きによる講評が嬉しかったです。受験に向け段階的に理解できました。
JTEX公式サイト「受講者の声」より(QC検定受験準備コース)
テキストのわかりやすさと、添削の講評が学習の励みになったという声が目立ちます。
気になる点:自分でスケジュールを立てる必要がある
レポートは1回ごとの締切がなく、提出の催促もありません。自学自習の通信教育なので、学習の計画は自分で立てることになります。
また、教材の送付先とレポートのやり取りは日本国内の住所だけです。レポートの提出は郵送が中心で、Web提出ができるかどうかは講座によって違います。
「独学と変わらないのでは」「仕事が忙しくて続かないかも」と感じる場合も、添削レポートと1日10〜15分の学習設計で解決できる
「独学と変わらないのでは」と感じる場合
市販の参考書との一番の違いは、講師の添削と質問券があることです。記述式のレポートには講師の講評がつき、マークシートやWeb提出でも、まちがえた箇所に個別の学習アドバイスが書かれた採点結果報告書が届きます。
自分の弱いところを第三者に指摘してもらえるので、どこを重点的に復習すればよいかがはっきりします。
「仕事が忙しくて続かないかも」と感じる場合
JTEX
の教材は、1日10〜15分ほどの学習を続ければ受講期間内に無理なく修了できる構成です。テキストは月ごとに分かれているので、その月の分だけに集中できます。
さらに在籍期間は受講期間の2倍あるため、繁忙期で1か月レポートが出せなくても、取り戻す時間があります。
「申し込んでから合わなかったら」と不安な場合
教材が届いてから8日以内に連絡すれば、受講をキャンセルできます。ただし、教材を使ったあとや8日を過ぎたあとは受け付けられず、教材の返送料などは自己負担です。教材が届いたら、まず中身を確かめてから学習を始めましょう。
仕事と両立できそうか、技術系の通信教育講座ならJTEX
の公式サイトで受講期間を見比べてみてください。
受講期間とレポート回数を公式サイトで見比べる
JTEXの通信教育が向いている人
- 製造業・設備管理・電気工事などの現場で、仕事に直結する資格を取りたい人
- 危険物取扱者・第二種電気工事士・電験三種・機械保全技能士などの試験対策を、添削つきで進めたい人
- 会社の研修で使われている講座を、個人でも受けてみたい人
- 資格のあとに、5S・安全・品質管理・マネジメントなども続けて学びたい人
逆に、教育訓練給付金を使って受講したい人や、海外の住所で受講したい人は、JTEX
の対象外なので別の講座を探すことになります。
JTEXで現場の資格を体系的に学ぶことで、自信を持って仕事を任せてもらえる
毎月のテキストとレポートを重ねていくと、試験に出る知識だけでなく、設備の仕組みや法令の考え方まで順序立てて理解できます。
資格が取れれば、危険物の取扱いや電気工事など、それまで先輩に頼んでいた作業を自分で担当できるようになります。
学んだ知識が日々の点検や判断の根拠になり、現場で「任せて大丈夫」と思ってもらえる場面が増えていきます。
次の目標の資格を決めたら、技術講座専門のJTEX
の公式サイトで講座を選んでみてください。
次に取りたい資格の講座を選ぶ
まとめ|JTEXは添削つきで技術系の資格を学べる通信教育
JTEX
は、1971年創立の職業訓練法人が運営する技術系の通信教育です。
- 機械保全・電験三種・電気工事士・危険物などの資格講座と、現場の基礎やマネジメントの講座がそろう
- 個人で申し込むと一般受講料がかかり、危険物取扱者(乙種第4類)は14,300円(税込)
- 開講日は毎月1日と15日で、在籍期間は受講期間の2倍
- 全レポート60点以上で修了し、修了証はPDFでダウンロード
- 教材到着後8日以内なら受講のキャンセルが可能(使用済みは不可)
仕事に役立つ資格を、添削を受けながら着実に取りたい人は、公式サイトで講座を探してみてください。
総合通信教育のJTEX。
資格や技能にあった講座を多数取扱い。
約200の講座から選べる総合通信教育。![]()
JTEX
の公式サイトで講座を探す
JTEXのよくある質問
- 個人でも申し込めますか?
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申し込めます。Webサイトの講座ページにある[カートに入れる]から申し込み、一般受講料がかかります。
- 1日にどのくらい勉強すればいいですか?
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公式では1日10〜15分ほどの学習を続ければ、受講期間内に無理なく修了できる構成と案内されています。
- 受講料の分割払いはできますか?
-
クレジットカード決済を選ぶと支払い回数を選べます。カード会社との契約によっては使えない場合があります。
- 海外に住んでいても受講できますか?
-
教材の送付先は日本国内のみです。国内の親族宅などを中継点にすれば受講できます。
- 教育訓練給付金は使えますか?
-
JTEX
には教育訓練給付制度の対象講座がないため、使えません。
JTEX
の講座ページを見てみる

