昔読んで感動した本を、もう一度読みたくて書店やネットを探しても見つからない。
「絶版」「品切れ」という言葉の前に、静かにあきらめてしまった経験がある人は多いはずだ。
そんな読者の声を集めて出版社に届け、実際に本を蘇らせてきたのが「復刊ドットコム
」だ。
本記事では、復刊ドットコムの運営会社や仕組みといった基本情報から、投票リクエストのやり方、実際に利用した人の評判までをまとめて解説する。
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復刊ドットコムとは?運営会社・仕組み・実績の基本情報

復刊ドットコム
は、絶版・品切れになった本を読者の投票によって復刊させる、国内唯一の復刊リクエスト専門サービスです。運営会社は「株式会社復刊ドットコム」で、1999年10月に取次大手の日販と出版社29社の出資により前身の「株式会社ブッキング」として設立され、2000年5月にサービスを開始しました。2009年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の完全子会社となり、現在の社名に変わっています。
「聞いたことがないサイトだから不安」と感じる人もいるが、出版取次や出版社の出資を受けて20年以上続いてきた、業界内で認知された仕組みである点は、利用を検討するうえで押さえておきたい事実です。
基本的な情報は以下の表の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社復刊ドットコム(東京都品川区上大崎、旧・株式会社ブッキング) |
| 設立 | 1999年10月(日販・出版社29社の出資) |
| サービス開始 | 2000年5月 |
| グループ | カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の完全子会社 |
| 会員数 | 60万人以上 |
| リクエスト実績 | 65,000タイトル・98万票以上のリクエスト |
| 復刊実績 | 7,000点以上の書籍を復刊 |
サイトでは投票・リクエストの機能だけでなく、実際に復刊が決まった書籍の通販購入もできます。「読みたい本に投票する」「復刊した本を買う」という2つの機能がひとつのサイトにまとまっている点も特徴のひとつです。
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読者の声を本当に復刊につなげてきた、復刊ドットコムだからこその強み

復刊ドットコム
最大の強みは、単なる要望の投稿箱ではなく、集まった投票をもとにスタッフが実際に出版社や著作権者と交渉し、7,000点以上を復刊に導いてきた実績にある。
個人がSNSなどで「この本を復刊してほしい」と発信しても、出版社に届く可能性は高くありません。復刊ドットコム
では、読みたい本を検索して投票するだけで、その声が集計され、一定数集まった書籍から順にスタッフが原版データの有無や著作権者の意向を確認し、交渉を進めてくれます。個人では難しい出版社との交渉窓口の役割を、20年以上にわたって担い続けてきたサービスだといえるでしょう。
また、投票の際に購入意思を登録する仕組みになっているため、出版社側も「実際に売れる見込みがあるかどうか」を判断しやすくなっています。読者の熱意を数字として可視化し、復刊の実現可能性を高めている点も見逃せません。
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リクエスト・投票の流れ|やることはシンプル

復刊ドットコム
の使い方は難しくありません。流れを整理すると、次のようになります。
無料の会員登録を行う(投票にはログインが必要)。
読みたい本のタイトルや著者名でサイト内を検索する。
該当タイトルのページで、復刊を望む理由のコメントと購入意思を添えて投票する(1タイトルにつき1人1票)。
他の読者の投票と合算され、一定数集まったタイトルからスタッフによる調査が始まる。
原版データの有無や著作権者の意向を確認し、復刊の可否を含めて交渉が進む。
復刊が実現した書籍は、サイト内の通販ページから購入できる。
投票からすぐに復刊が決まるわけではなく、票数が集まってから出版社との交渉が始まるまでには時間がかかります。「投票してすぐ復刊する」のではなく「投票が交渉の後押しになる」という仕組みだと理解しておくと、気長に見守りやすくなります。
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口コミからわかる評判|良い評判と気になる評判
実際の利用者の声としてよく挙げられる評価を整理すると、次のような傾向が見えてきます。
良い評判の傾向
- 長年探していた絶版本が、実際に復刊されて手に入ったという声
- 復刊した書籍が丁寧な装丁で再刊されており、コレクションとして満足できたという声
- 投票コメント欄で他の読者と「読みたい」という気持ちを共有できて嬉しかったという声
気になる評判の傾向
- 投票してから復刊が決まるまでの期間が長く、気長に待つ必要があるという声
- 票数が集まっても、原版データが残っていない、権利関係が複雑などの理由で復刊に至らない場合があるという声
復刊までに時間がかかるという指摘については、出版社との交渉や原版データの確認など、個人では代替できない工程を経ているからこそ実現する復刊であるため、ある程度の期間がかかるのは自然なことだといえます。復刊が実現しなかった書籍についても、投票数という記録が残ることで、将来的な復刊の可能性がゼロになるわけではありません。
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利用前に知っておきたい注意点
復刊ドットコム
は魔法のように何でも復刊させてくれるサービスではありません。原版データが完全に失われている場合や、著作権者の許諾が得られない場合は、票数が集まっても復刊が実現しないことがあります。
- 投票はあくまで「復刊してほしい」という意思表示であり、確約ではないこと
- 復刊までには一定の期間がかかる可能性があること
- 投票時に添える購入意思やコメントが、交渉の後押し材料になること
これらを理解したうえで利用すれば、「投票したのにすぐ復刊しない」という過度な期待を避けられます。あくまで長い目で読者の声を届ける手段として活用するのがおすすめです。
まとめ|読みたい本を、あきらめる前に投票してみよう
復刊ドットコム
は、出版取次と出版社の出資を受けて20年以上続く、国内唯一の復刊リクエスト専門サービスです。個人では難しい出版社との交渉を、読者の投票を後ろ盾にスタッフが代行し、これまでに7,000点以上の書籍を復刊に導いてきました。
復刊までには時間がかかることもありますが、会員登録・投票はどちらも無料です。もう一度読みたい本があるなら、あきらめる前にまず検索して投票してみてはどうでしょうか。
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- 復刊ドットコムの利用に料金はかかりますか?
-
会員登録や投票そのものは無料です。復刊した書籍を購入する場合にのみ、書籍代がかかります。
- 投票すれば必ず復刊しますか?
-
必ず復刊するわけではありません。票数が集まった書籍から順に、原版データの有無や著作権者の意向をもとにスタッフが交渉を進める仕組みです。
- 1つの本に何回でも投票できますか?
-
投票は1タイトルにつき1人1票までです。コメントを添えて、復刊への熱意を伝えることができます。
- 復刊にはどのくらいの期間がかかりますか?
-
書籍によって大きく異なります。出版社との交渉や権利関係の確認が必要なため、数か月から数年単位で時間がかかることもあります。
- 復刊した本はどこで買えますか?
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復刊ドットコム
のサイト内にある通販ページから購入できます。書店やほかのオンライン書店で取り扱われる場合もあります。

